「miyuchiさん 第1回 ~クラフトの趣味は全然、持ってなかったの~」

こんにちは! 編集長のおれいです。もうすでにゴールデンウィークに入ったという方もいらっしゃるんじゃないでしょうか? 我が家はどこに遊びに行くか、まだ会議中です。家族3人の意見がばらばらで、毎晩、激しい攻防が繰り広げられています。娘はサファリパーク。私は温泉。夫は・・・「家でゴロゴロ」。こうなったら、娘と団結して、強行採決します。

0409.JPGさて、「素敵なあの人」も今回からシーズン3に入ります。今回から登場していただくのはスクラップブッキング作家の「miyuchiさん」こと川上美幸さんです! 知っている方もたくさーんいらっしゃるとは思いますが、インタビューを始める前に、改めまして私の思い入れたっぷりに、miyuchiさんのプロフィール紹介をさせていただこうと思います。

miyuchiさんは2003年にスクラップブッキングに出会い、その年にスクラップブッキングのホームページ「Serendipity」を立ち上げました。その頃は、まだブログなど普及していない時代で、スクラップブッキングのホームページは数えるほどしかありませんでした。インタビュー中にも言っているのですが、私はmiyuchiさんのホームページを見て、スクラップブッキングをやりたい! と強く思ったのを覚えています。メーカーや海外サイトで見る素敵なレイアウトも、もちろん魅力的だったのですが、日本人による、日本人の写真を使ったカッコいいレイアウトを見たのは、私はmiyuchiさんのサイトが初めてでした。

その後、2004年より、miyuchiさんはご自身のホームページ上で「スケッチ」コーナーを開始します。スケッチとは、miyuchiさんが考えたレイアウトの配置(スケッチ)をホームページ上に載せ、そのスケッチを参考に、参加者がレイアウトを作ってmiyuchiさんに画像を送り、miyuchiさんのホームページに参加者全員のレイアウトの画像を載せてもらう、というコーナーです。今でこそ、色々な形の「レイアウト募集コーナー」や「チャレンジ」サイトがありますが、6年前には、どこにもありませんでした。私も最初の頃から、何回も参加させてもらいましたが、改めて第一回から見直してみると、今現在、スクラップブッキングの講師として活躍されている方がたくさん参加されているんですよ。ちょっと探してみてくださいね。

そんな「日本人スクラッパー」の草分け的存在であるmiyuchiさんは、その後、花岡(PaperInteligence)のデザイナーを務め、「私だけのアルバムみつけた」「楽しくつくれるスクラップブッキング」などを出版、さらにLoveMyMemoriesやCKwithSSといった雑誌へのレイアウト提供など、スクラップブッキング作家として多忙な毎日を過ごしていらっしゃいます。ではmiyuchiさんご自身による自己紹介を・・・(miyuchiさんのホームページからプロフィールを拝借いたしました。)

 

<miyuchi (川上 美幸)>
 
旦那様、息子、ワンコと4人暮らし
好きなもの・・・スクラップブッキング お花 写真  KFC
嫌いなもの・・・dragonfly
 

さて。今回から5回にわたりまして、miyuchiさんのインタビューをご紹介させていただくわけですが、インタビューに伺いました、私「おれい」と、「ちか」の二人についても、簡単にキャラクター(?)紹介をさせていただきます。

<おれい(殿塚麗)> スクラップブッキング歴4年。関東地方で講師活動中。夫、6歳の娘、猫2匹、全員O型の「大雑把」家族。顔と名前がなかなか覚えられない。思い込みが激しい。

<ちか(小島哉子)> スクラップブッキング歴4年。茨城県で講師活動中。夫、6歳の息子を愛する働く主婦。プリンと蝶が嫌い。涙もろくてすぐ泣く。A型。メモ魔。

さてさてさて。前置きがずいぶんながーくなってしまいましたね。すみません。やっとインタビューが始まりますよ。あ、最初にお断りしておくことがもうひとつありました。私たちにとって、そんな憧れのmiyuchiさんですが、とても気さくな方で、年齢も私たちと近い(アラフォー世代)ということで、敬語ではなくて「タメ口」でインタビューさせていただきました。そのまま掲載させていただくことをご了承くださいませ。

では、第一回は「スクラップブッキングを始めたきっかけ」や「2ヶ月でホームページを立ち上げ」たことなどを伺いました! 最後までお楽しみくださいー!!!

<スクラップブッキングを始めたきっかけ>

おれい:最初に、スクラップブッキングの出会いというか、どんなふうに始まったのかを教えてください。

miyuchi:以前は、クラフトの趣味は全然、持ってなかったの。会社を辞めて、しばらく家で暇をもてあましていたんだけど、ある日テレビを見てるときにたまたまサークルカッターが紹介されていたのね。なぜか妙にそのサークルカッターが気になって、文房具屋さんを回って、やっと伊東屋さんでみつけたの。そこで初めて商品を目にして、「スクラップブッキング」って言う言葉を知ったの。そのときはまだ、棚2つ分ぐらいの商品スペースしかなかったんだけどね。

おれい:それは何年前なの?

miyuchi:2003年だから6年前。

おれい:そうかー。

miyuchi:そこで初めてスクラップブッキングに出会ったのね。それで「これ何だろう」って思って、すごく興味を持ったの。でもね、結局そのときはサークルカッターを買わずに帰った(笑)。

ちか:そのサークルカッターはどこの商品だったの?

miyuchi:多分、FISKARS(フィスカース)だったと思う。で、そのときはお花のパンチをひとつだけ、買って帰ったの。

おれい:miyuchiさんも最初はパンチを買ったのね。なんとなく嬉しい(笑)。紙とかは買わなかったの?

miyuchi:全然買わなかった。

おれい:お花を抜いてみた?

miyuchi:うん(笑)。

ちか:それまでパンチとかは、やったことなかったの?

miyuchi:やったことなかったよー。

おれい:クラフト系は全然やってなかったんだ?

miyuchi:全く興味なかった(笑)。その頃はOL辞めてすぐだったから、洋服や化粧品のことに興味があるくらいで、クラフトは全然興味がなかったなー。

おれい:miyuchiさんの昔のことは後でまた、じっくり聞きたいと思います(笑)。

miyuchi:はい。

おれい:で、パンチを家で抜きました。それからは?

miyuchi:写真屋さんでもらうポケットアルバムの写真に、そのパンチした花をちょっと貼ってみた。

ちか:ポケットアルバムの写真に?

miyuchi:そうそう。そしたら「あら、かわいいじゃんっ!」って思ったの(笑)。そのときは2個貼ってもう大満足。

おれい:それが始まりなんだー。

miyuchi:そこからだね。それで、「スクラップブッキング」をネットで調べてみたら、エミーさん(編集部注:久米英美子さん メモリープレイス主宰)のホームページに辿り着いたのよ。「あ、すごーい。これ面白い!」と思ったの。初めて12インチのスクラップブッキング作品を目にしたのは、エミーさんのところが初めてだったのね。そして、そこにリンクしてあったMM(編集部注:スクラップブッキングのメーカー MakingMemories)のホームページに飛んで、そこで何かが目覚めちゃった!

おれい:「作りたい!」みたいな?

miyuchi:「わーすごいっ!」と思って。

ちか:何が刺激したんだろうね。今までクラフトに興味がなかったのに。

miyuchi:うん、何かがあったんだろうね。それが何かは今でも分からないんだけど(笑)。

おれい:それは結婚したあとだよね。

miyuchi:そう、結婚したあと。

おれい:じゃ、その最初にパンチの花を貼ったのは、何の写真だったの?

miyuchi:旦那さんと行ったディズニーランドの写真だったと思う。

おれい:ふたりで行った写真だったんだー。0410.JPG

miyuchi:写真が山のようにあったから、とりあえずディズニーランドの写真 に貼ったの。そして、次に、エミーさんのところでお買い物をして、たしか無地のペーパーとかステッカーを買ったと思う。あのころはまだブラッドもブロッサムもない頃だったから。

ちか:そのときに12インチを作ろうと思ったの?

miyuchi:とりあえず12インチを1ページ作ろうと思ったの。高かったから、まだアルバムも買わなかったし、ペーパートリマーも買わなかった。

おれい:最初はやっぱりカッターとカッターマットだよね(笑)。

miyuchi:うん、ハサミとね。

おれい:私もそうでした。

miyuchi:だから初めてペーパートリマーを買って、使ったときは「おお、すごい! 画期的! なんて楽ちん!」って感動した(笑)。

 


 

<2ヶ月でホームページを立ち上げ>

おれい: miyuchiさんは、最初、どこかに講習に行ったりしなかったんですか?

miyuchi:ううん。行きませんでした。誰からも教わらずに、ネットで色々見たりして、MMの世界に近づきたいなと思いつつ一人で地道にやっていました。

おれい:それが2003年?

miyuchi:そう、2003年の9月。9月に始めて、11月に「Serendipity」(編集部注:miyuchiさんのホームページ)を立ち上げたの。

ちか:すごい。

おれい:2カ月で立ち上げたの?

IMG_0849.JPGmiyuchi:うん、2カ月でやっちゃったみたい(笑)。でもあのころ、自分ではその2ヶ月がすごく長く感じた。充実して濃かったんだと思うな。レイアウトは20枚くらい作ったよ。

おれい:20枚、すごいね。2カ月で20枚!

miyuchi:でも、最初はあまり凝ったレイアウトは作らないじゃない? シンプルに切って貼ってってかんじだったからね。

IMG_0852.JPGちか:確かにシンプルはシンプルかもしれないけど、20枚ってすごいなー。

miyuchi:最初は、まさか自分がホームページを立ち上げるなんて思ってもみなかったんだけど、気づいたら、始めてたよ(笑)。

おれい:素敵なホームページだから、私はてっきりmiyuchiさんはネット関係やパソコン系の仕事をしていた人だと思ってたの。

miyuchi:全然違うよー。

おれい:あれは、ホームページ作成ソフトで作ったの?

miyuchi:そうそう、「ホームページビルダー」を買って作りました。

おれい:作品を20枚作るのもすごいけど、すぐにホームページを立ち上げたのもすごいね。どんな気持ちでホームページを始めようと思ったの?

miyuchi:そうだねー、エミーさんやMMのホームページを見ているうちに、ホームページっていう存在にすごく興味を持ったんだと思うんだよね。で、私もちょっとやってみたいな、できるかな?と思ったのが最初かな。

おれい:すごいー。初心者だったの? チャレンジャー(笑)。でもとても素人が作ったように見えなかったです。

miyuchi:ほんと? ありがとうございます!

おれい:私は最初、エミーさんのホームページを見て、スクラップブッキングを知って、とりあえず近所でクレタケの紙を買って、1枚作って満足したの。でも次にmiyuchiさんのホームページを何かの拍子に見つけて、そこでさらに「もっと作りたい!」って刺激を受けたのよ(笑)。だからmiyuchiさんがMMのホームページを見たときみたいな感じで、私はmiyuchiさんのホームページに出会いました(笑)。ほんとにそうなの。

miyuchi:よかったー。ありがとう!!

ちか:そうだよね。おれいちゃん、そう言ってたもんね。それで私は、おれいちゃんに聞いて、miyuchiさんのサイトを見たよ。

miyuchi:いやぁ、うれしいなー。

おれい:最初は、miyuchiさんの作品を見るだけの一方通行だったけど、スケッチが始まったでしょ。自分のレイアウトを送って掲載してもらうっていうのが、すごい新鮮で楽しかったです。

miyuchi:おれいさん、そのときはホームページはまだ始めてなかったの?

おれい:まだ、まだ。miyuchiさんのスケッチに投稿して、その快感を知っちゃったのね。WEB上で見る自分の作品が違って見えた(笑)。とにかくスケッチを元にレイアウトを作るのが楽しくてね。

miyuchi:私も楽しいから続いているんだと思う。4、5年前は特に、まだみんなで集まって何かやるってことがなかったでしょ。だから遠くに離れた人と一緒にスクラップブッキングをやっているって感じが余計楽しかった。

おれい:他の人のレイアウトを見るのも楽しかったし。

miyuchi:うん、うん。「えー、これこんなふうにしたんだ。すごいね。いいね。かわいいね」っていつも思うんだよね。今、25回目だよ。もう6年目に入りました。

ちか:6年目かー! 長いね。

miyuchi:でも、ホントあっという間だったよ。

 

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今回はここまでです! インタビューの途中、色々と話が脱線して、本線に戻すのが大変だったり、「ちゃんとトマト食べなさい!」ってmiyuchiさんに怒られたり、と、とっても楽しい2時間でした。今日はそのほんの「さわり」です。

そうそう、記事に載せた写真はmiyuchiさんの記念すべき「初12インチレイアウト(ディズニーランドの写真)」や初期の頃の作品たちです。色の「チラ見せ」加減などが、すでにmiyuchiさんらしい、と思ったのは私だけではないはず! とても貴重なレイアウトを見せていただき、miyuchiさん、どうもありがとうございました~!

次回からは「気分が乗らないとき」「使っているカメラのこと」などについてじっくりお話を伺いましたので、どうぞお楽しみに!

 

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