こんにちは! おれいです。あっという間に2月になってしまいましたね。みなさん、お元気ですか? 先日は節分でしたが、我が家はヒイラギに鰯の頭を付けたり、鬼のお面を作ったり・・・ずいぶん本格的に準備をしました。小さい頃にやったわけじゃないんですが、こういう日本の風習を子供に見せるのもいいかな、なんて自己満足でやってみました。が!!! さあ、豆まきをしよう、と思ったら豆がない!!! ・・・豆を買い忘れておりました。あー、なんということ。缶詰の「大豆」はあるけど、しっとりしてて、投げるわけにいかないし・・・。
そんなわけでうちは、おつまみの「わさび豆」を投げてみました。鬼としては、どうだったんでしょうかね??
そんな詰めの甘い私ですが、今回はついに大詰め! 5回に渡ってお送りしてきました中澤先生のインタビュー、今日で最終回です。一文字、一文字をいつくしみつつ、お楽しみくださいー。
<教室の雰囲気>
おれい:先生はクラスをするときに、どんな雰囲気を心掛けていらっしゃるんですか?
中澤:そうですね。まず、居心地がいいっていうのは、絶対大事かもしれないですよね。
藤田:技術だけじゃなくてね。もちろん技術はもちろん大事なんだけど、先生にはそれ以上に素晴らしいものがあるから。
中澤:ありがとうございます。そうそう、ここから見える病院の看護士さんがレッスンにいらしてるんだけど、夜勤明けで来てくれたりするんですよ。そうすると彼女がね、みんなクラスが終わって次々に帰りだしても、最後まで座っててね。「サイトウさん、どう、今日疲れちゃった?」なんて聞くと「う~ん大丈夫です、でも居心地良すぎて、帰りたくないんです~」とか言って座ってくつろいでくれているんですよ(笑)。だからやっぱり居心地、っていうのはとても大事で、そういう安らぎみたいなものも持ち帰ってもらえたらいいですね。で、また来たいなって思ってほしい。
おれい:ファミリーってさっきお話があったと思うんですけど、そのファミリーみんなを大切に思っていらっしゃるのがよくわかります。
中澤:ファミリーはすごく大切よね。そして、やっぱりみんな仲良しですね。初めていらした人が、ものすごく打ち解けてて「私、今日初めて来たんですよね~?」っていうぐらいなじみますね。っていうのは、うちの生徒さん、すごくいい人ばかりなので、みんなが初めて来た人を包んであげてるんですよ。絶対に、はじかないの。「今日からファミリーだから、一緒に仲良くやろう」っていう感じなんです。お弟子さんも生徒さんもすごくいい人ばかりなんですよ。ちょっと困るなーって人、来ないの、本当に。
藤田:でもそれは、先生の周りの空気がそうさせているんだと思いますね。
おれい:そうですよ、先生がそういう「いい人」を呼んでいるんだと思います。
中澤:そんな、そんな。でも「また来てね」っていう気持ちがいつもありますね。それにうちは子供がいないので、20代の生徒さんたちは自分の子供みたいなんですよ~。だから家にお野菜があったりしたら「今日持っていく? おかずにしてね」とか言ったりしてます。そうすると生徒さんに「なんか実家に帰ってきたみたいです」とか言われるんだけど(笑)。でも、そういうの好きですよ。
おれい:でも先生は全然、お母さんって感じじゃないですよ。
中澤:もう十分「おかん年令」なんです(笑)。
おれい:いやー、まだまだお姉さんでいてください(笑)。
<講師を目指す人へのメッセージ>
おれい:スクラップブッキングの先生をやっている人、これから目指そうと思っている人へのアドバイスがあったら教えてください。
中澤:そうですね、まずね、今、講師養成クラスを卒業しても、その後そのまま宙に浮いちゃってる人ってけっこういて、目標をなくしちゃってるんですね。「何のために取得したんだろう」っていう声も聞いたりもするし。そうならないための準備をしてあげないと、いけないと思うんですね。だから私は、サン-ケイさんでやってる講師養成クラスのときにね、みんなに「目標はなんですか?」って最初に聞いちゃうんですよ。「どうしてこのクラスに来たのかな」って。
おれい:なるほど、生徒さんも最初に自問自答できるし、とてもいいですね。
中澤:うん。そうすると講師になりたいだけじゃなくて、例えば「もっと自信を持ちたい」っていう理由の人もいるんですね。作品作りの基本をもっと知れば、自分に自信が持てるっていう人もいるの。講師養成を受ける人って、教えたいだけじゃないんですよ。
おれい: そうなんですね。ちょっと意外です。
中澤:ええ。あとは例えば地域のためにボランティアとしてスクラップブッキング教室をやりたい人もいるし、カルチャーセンターの講師まで目指して、教えたいって思っている人もいるんですね。
藤田:素晴らしい。
中澤:だからそれぞれみんな違うから、まずそれぞれの希望に合わせて、講師を目指してもらおうと思っているんです。それぞれ持っているものは、みんな100パーセント一緒だと思うんですよ。でもその能力を出せない人もいっぱいいて、そんな人は自分の中に眠っている素材がいっぱいあるんですね。だから私の役割は、その眠っている「いいもの」をどこまで引き出して押し広げてあげられるかってことだと思っています。きっかけがないとそういうものって出なかったりしますよね。性格とかいろいろ含めて、100パーセント引き出してあげられれば、と思っています。それが講師養成をするときの、自分の答えなんです。
おれい:ゴールというか、こうなりたい、っていう姿をイメージしておくことは大事ですね。あとは、他にアドバイスありますか?
中澤:そうですね、SBの「幸せのかけら」を一人でも多くの人に届けられたらステキなことですね。SBは愛あるクラフトだから、チャンスがあれば、エンジェルのチャンスの前髪をしっかりとつかんでくださいね。後ろ髪はないのでためらっていると向こうへ走り去って行ってしまいます。それと、どういう目的で自分がSBと取り組みたいのかを明確に。ビジョンはとても重要です。私もみなさんのお手元に、このあたたかなハンドメイドクラフトを確実にお届けしたいという使命感で日々過ごしていますよ。そしてとってもHappyです。
おれい:みなさん、これからは先生の言葉を胸に、がんばっていきましょう!
<スクラップブッキングの材料調達>
中澤:私はね、ほとんど100パーセント国内のお店から買っています。
おれい:100パーセントなんですか?
中澤:自分では海外からは取り寄せてないです。メーカーさんではサン-ケイさん、クレタケさん、ペーパーインテリジェンスさん、こどものかおさんから購入することがほとんどですね。あとは、ネットだと、ご存知!フラットクラブさん(笑)、メモリーパレットさん、カラーズラバーズさんなどで充実のお買い物をさせていただいています。
藤田:最近は調達先が増えましたよね。
中澤:増えましたね。国内で全部手に入りますね。
おれい:講習の準備をするときに、材料調達が一番、時間がかかるところだなと、私はいつも思うんです。いつもパソコンの前でカチカチと「あ、ここは3枚、こっちは4枚」とか、材料を揃えるところで時間がかかることが多い。
中澤:ありますよね。それは私も一番悩むところです。だからクラスをする上ではちゃんと数が揃ってないと、構想通りには行かないですよね。なので私は前もってなるべく早めにカタログコピーなどを頂くようにして、発注をかけるときに、一緒に注文にのせてもらっちゃう。そういうふうにしないと数が揃わないよね。構想まで立ててたのにあきらめることもあるし...。でも、メーカーさんがすごくいい対応してくださるから、助かっています。
<アトリエ・メアリーローズ>
おれい:アトリエ・メアリーローズという、この名前を付けたのはどうしてですか?
中澤:まずバラが好きっていうことと、あとですね、もうひとつ、理由があるんです。以前ヒーラーの方に言われたことで、前世、私はルボルワリ星という星の住人で「ハアピ」という天使だったんだそうです。
おれい:天使・・・イメージぴったりです!
中澤:そうですか~うれしい~。その天使の役割は、幸せの花びらを撒いて人の心を癒すのがお仕事だったんですって。幸せの花びらを時には歌に乗せて、また時には絵筆に乗せて、撒いてたそうです。
おれい:歌に乗せて・・・絵筆に乗せて・・・。シャンソンにカリグラフィーですね! みごとに当たっていますね!
中澤:そんないきさつもあったし、昔から薔薇と天使とレースが大好きということもあり、アトリエ名を考えた時に、浮かんできたのが「メアリーローズ」なんです。多くの人に愛されているイングリッシュローズ「メアリーローズ」のように皆さんから親しまれ、愛されるアトリエになれば幸せ、と思って名づけました。
おれい:そんな素敵な意味が込められていたんですね。というわけで、今回はルボルワリ星の「ハアピ」さんのお話を伺いました(笑)。先生、長い時間、お付き合いいただきましてどうもありがとうございました! また遊びに来てもいいですか?
中澤:どうぞ、どうぞ、今度はみなさんでいらしてくださいね。お待ちしております。
藤田:どうもありがとうございました。
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中澤先生、本当に長い時間、お付き合いくださいまして、ありがとうございました。優しい先生のお言葉に甘えて、作品やツールなどを出してきてもらったり、おいしいお茶においしいランチ・・・、暖かい先生の心遣いにどっぷり浸かった3時間でした。本当にどうもありがとうございました。
さて、読者のみなさま。今日で中澤先生のロングインタビューは終わりです・・・。終わりなんです・・・。ええ、ええ、みなさんのお気持ちはよーくわかります! これで終わりなんて寂しいですよね。もっと先生のお話を聞きたいですよね。わかりました。わかりました。また、いつか、第二回ロングインタビューに行ってまいります!!! そんなわけですので、先生、またいつか、お邪魔しますので、よろしくお願いします!!! 本当にどうもありがとうございました。
<次回予告>
次回からは、サンーケイの菊池社長と、雑誌「CKwithSS」編集長の比企さんのインタビューをお送りします。今年9月に開催されるCKU-Jの「あの目玉講師!」のお話や、前回CKUで起こった「本当にあったすごい話」、「雑誌はこうして生まれた」などなど、楽しいお話をたくさん聞いてきましたので、どうぞお楽しみに!